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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2018年5月25日

ダイナミックレンジについて

ハイダイナミックレンジ

お疲れ様です。
皆さんご存知、あの安部でございます。

皆さん、『ダイナミックレンジ』という言葉を聞いたことはありますか?
そうです。食べ物や飲み物を温める家電ではありません。

ちょっと難しい話になるかもですね。

ダイナミックレンジとは、
画の中で表現できる明るさの幅の事を言います。

例えば野外で写真を撮った時。
はい、チーズ!って写真を撮ったならば、
人の顔はくっきり明るく撮れたのに、
背景が白っぽく飛んでしまったり、建物が真っ暗につぶれてしまったりしてませんか?

この現象は、“白飛び”とか“黒つぶれ”とか言ったりしますが、
ダイナミックレンジが狭いと発生します。

ダイナミックレンジが広ければ広いほど、
これが軽減されるワケですね。
iPhoneをお持ちの方、是非お試しいただきたいのですが、
iPhoneには『HDR』を撮影できる設定があります。

これを使って、比較をしていただくとその違いに判ると思います。
HDRとは『ハイダイナミックレンジ』の略で、
ダイナミックレンジの幅が広いことを言い、
iPhoneで撮影したそれは明るい所を少し抑え、暗い所は少し明るめに写っているハズです。

そして、これがこれがあることによって、
映像や写真も綺麗に見えるよね、と皆さん思うわけであります。

『解像度』という言葉があります。
映像を構成するドットを『ピクセル』と呼びますが、
これが横に1920個、縦に1080個あることをFullHDと呼んだりとか、4Kとか。
聞いたことがあること方、沢山いるのではないかと思いますが、
これの数値を大きくすることによって、
映像を滑らかに、きれいに表現できます。

そこに、さらに『明るさ』の情報として、
『HDR』が入るわけですね。
より人の目に近い世界を演出できる機能なのです。

人の目は明るさに強いといわれています。
しかし色に弱いとか。
カメラは明るさに弱いが、色に強いとか。

色に強く、明るさにも強いカメラで映像の演出を創ったならば、
エンターテイメントの幅はもっと拡がるということですね。
いやはや、凄い凄い!

それでは皆さん、お疲れさまでした!

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この記事を書いた人

安部 諒

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