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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2018年8月17日

VRとARのその先へ、話題のMRとは!

VR仮想現実

近年、VRが非常に大きな注目を集めています。

VRとはvirtual reality(ヴァーチャル・リアリティー)の略で、この度弊社でもパートナーの方が持ってきてくださったVRゴーグルでその可能性の大きさを感じさせてもらいました。
そちらのレビューは高瀬がしていますので、よろしければこちらをご覧ください。→VR OCULUSを体験!

VRは専用のゴーグルと360°球体上に配置した映像を使って、
撮影者が体験している視点を、あたかも自分が体験しているかのように感じる、
疑似体験映像のことを指します。
疑似体験は、現実非現実にかかわらず、
例えば、スカイダイビングをしている映像やレースカーに乗っている体験、
CGを使って100階建ての高層ビルの屋上に立つ体験など、
様々な手法があります。
ゲーム業界を中心に流行してきた技術でしたが、
近年では、ゴーグルだけではなくライドマシンや送風機を使ってさらにリアルなイベント型の体験ができるようになっています。

VRと似たような単語でARというものもありますね。
ARは拡張現実(Augumented Reality)の略で、
主に携帯デバイスのカメラなどを通して見た現実世界に、
CGなどで情報を付加する技術を言います。
分かりやすいものとしては、スマホアプリの「PokemonGO」が世界レベルで大流行しましたね。
若者を中心に大流行したスマホカメラアプリ「Snow」も被写体の顔を検出し、
それに変化を加えるという点でARの一種です。

さて、VRとARについて説明してきましたが、
近年注目されているもう一つのリアリティーがあります。
それがMR(Mix Reality)です。

技術としてはARに似ていますが、
ARに非常に正確な位置センサーを付けたものを指します。
現実世界に情報を付加し、それがあたかも現実にあるかのように歩くと近づき、
また、複数人での共有も可能にする、VRとAR、位置情報技術が詰まった「複合現実」というわけです。

現在、マイクロソフトやグーグルでも開発が進められており、
応用としては、カーナビを画面ではなく、フロントガラスに投影して見せたり、
SF映画のようにホログラムによる通話を可能にしたり、
眼鏡型デバイスで街中の情報を見たり、と夢の広がるような内容ばかりです。

デバイスの小型化、データ通信量など、まだまだ解決しなければならない課題は非常に多いと聞いていますが、
スマホの次世代は独りに一台MR、なんて時代が訪れるかもしれませんね。。。

以上、CGディレクターの前澤でした。

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この記事を書いた人

前澤 嶺太

2017年入社 クリエイティブディレクター リーダー KIZUNA JAPANでは主にCGやグラフィックを担当。 動画大好きなYoutube中毒者。目指すはデジタル魔法使い!

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