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サイバープロモートムービースタッフによる動画マガジン

2018年11月13日

【デジタルエージェンシーが見る】映像と動画の違いとは?

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11月5日、ONE MEDIAの明石さんの著書、「動画2.0 VISUAL STORYTELLING」が発売されました。
さっそく購入して読ませていただいたのですが、非常に読みやすく、そして分かりやすい内容でした。
動画制作、ではなく、世を駆け巡る「動画」とは何なのか?答えを教えてくれる本だと思います。
制作に携わる方だけでなく、大動画時代を生きる様々な方に読んでいただきたいお勧めの本でした。

さて、その著書の中で面白いテーマがありました。
「動画」と「映像」の違いとは?
実は著書のうちの半分くらいはこの質問に集約されているのですが汗

当然様々な見方や解釈がありますが、
YoutubeやSNS等インターネット上で見るのが動画
映像はテレビ・映画などを含めた総称
、と思っている方も多いかもしれません。
実際僕も同じように考えていました。

しかし、その定義をしてしまうと、
例えば映画を、映画館で見る場合、テレビで見る場合、スマホ版のNetflixで見る場合、
それぞれどんな呼び方になってしまうのでしょう?
スマホで見る映画は動画と呼べるでしょうか。
コンテンツが同じなのに呼び方が変わって良いのでしょうか。

著書の中では、様々な違いが挙げられているのですが、
僕が特に気になったのは「視聴者」「情報量」でした。

スマートフォンが浸透し、近年はYOUTUBEやSNSの最後の障壁であった、データ通信料も、契約している会社によっては取り払われました。

実際、総務省が発表している、世代別メディア接触時間を見てみると、
2012年から2015年の間だけでもテレビの視聴時間がぐんぐん減っていて、
その分インターネットの時間が増えています。
前世代で平均すると、2015年データではまだテレビの利用時間が上ですが、
それは50,60代のネット利用が極少ないため
20代、10代はすでにネット利用の方がテレビよりも圧倒的に長くなっています。
主なメディアの利用時間と行為者率

さて、皆さんは一つのテレビを家族や友達で取り囲んで見たという経験があると思います。
しかし、同じような使い方を、スマホやパソコンでするでしょうか?
あまりしないですね。
せいぜい、近くに知り合いがいて「見て見て!この犬の動画!かわいい!」とかするぐらいでしょうか。
それもそのはずです。SNSの共有ボタンを1回ぽちっとすればすべての友達に見て見て!ができるのですから。

一つの画面を複数人で見る、映画・テレビ文化は、
スマホの登場によって、一人で没頭しながら画面を見る文化に変わりました。
映画評論家、山田宏一氏の「エジソン的回帰」ですね。

映像は複数人で見るもの、動画は独りで没頭しながら見るもの、
といえるかもしれません。
動画はこの特徴から、映像では制限されていた様々な表現手法が可能になりました
逆に、集団にではなく、個人に刺さるコンテンツ作りを目指すことが必要になったのです。
今現在のインターネット広告の仕様を見れば明らかですね。
万人受けの無難なコンテンツではなく、一人だけを強烈に突き動かすコンテンツ
それが動画なのかもしれません。

そして、動画のもう一つの特徴、それが「情報量」だと思います。

先ほど、ネットの利用時間がテレビよりも長いと言いましたが、
テレビとネットでは時間の使い方に大きな差があります。

テレビは固定の場所で、長い時間見ることを前提としていますが、
スマホの中の映像は、朝起きたとき、電車の中で、寝る前に、トイレに入っている間、
友達を待っている数分の間、1回1回に見る時間が非常に短く、コマ切れで、
数が多いのが特徴です。

映画が2時間で、テレビが15分で伝えている映像情報を、
インターネット動画は1~5分で伝えます。

情報を短い時間に凝縮することで、人々の隙間時間に入り込む、それが動画の強みです。

しかし当然のことながら、隙間に広告を見ようとスマホを開く人はいません。
例えば、キュレーションメディアを見ているときに、にゅーっと出てくるような広告は、人によっては不快感すら与えます。
隙間に入り込む時には丁寧で的確なクリエイティブが求められるということですね。
でなければ、動画のパワーは人の心に土足で踏み込んでしまいます。

映像の主戦場は映画からテレビへ、テレビからPCへ、と場所を移し、現在PCからスマホへと変わっています。
5G技術が登場する頃には、今画像が当てられている部分が、全て動画になってしまうような世界が訪れるかもしれません。

映像には映像の、動画には動画の良さがあり、どちらが優秀かとははっきり言えません。
しかし、両者に違いがあり、スマホ中心の世の中においてこれからは「動画」が優先されて行くことは、理解しなくてはならないと思います。

僕自身も、動画で世界を動かして行きたい、そういう想いで仕事にあたって行きたいですね。

以上、ディレクターの前澤でした。

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この記事を書いた人

前澤 嶺太

2017年入社 クリエイティブディレクター リーダー KIZUNA JAPANでは主にCGやグラフィックを担当。 動画大好きなYoutube中毒者。目指すはデジタル魔法使い!

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