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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2018年12月12日

現場によって使う機材を考える

現場撮影

映画の企画やスケジュールもできました。
起用する人も決まった。
ロケ地も決まってきたら、次は機材です。

良い作品を作るためには、良い機材が揃ってなければならない!!
というワケではありませんが、
撮影現場によっては、無いとキビしいものもあります。

例えば、
映画等の撮影の場合は、基本的にガンマイクを使用し、
音声を録音します。
ガンマイクで、使用する指向性は『超指向性』というもので、
数メートル離れたところでも、狙った場所の音を収録することができます。

あとは、無指向性(全指向性)もしくは単一指向性のピンマイクを仕込んだりします。

そして、撮影現場によって違うところは、
ガンマイク+『何か』です。

野外で、風が音に干渉するような現場であった場合、
ガンマイクにウィンドシールドやウィンドジャマーを着用させる必要があります。

照明も、基本的には「そういう演出」が無い限りは、
現場に既存の蛍光灯などの照明は使わず、
機材によって環境を作った方が良いです。
そうでなくても、ディフュージョンフィルターやカラーフィルターによって、
演出や環境に合ったフィルターを使いましょう。

また、光の演出はとっても重要でして、
照明本体や、フィルターだけでなく、
フラッグという遮光する資材や、
カポックという光をふんわり反射させる物もあった方がよいでしょう。

カメラにおいても、
まぁ正直、私はフルHDを撮れれば問題ないという考えの持ち主ですが、
こだわりのある方はシネマカメラを使うのもいいかもしれません。
本体にも音声を入力しておきたい場合は、それ用途の機材が別途必要な場合もあります。
例えばソニーαシリーズでいうところの、『XLRアダプターキット
XLR-K2M』のようなものですね。

また、演出によっては、レンズにフィルターを付けることをお勧めします。
光をピャーンとさせるフィルターもありますし、
光をフワッとさせるフィルターもあります。
詳しくは『レンズフィルター』と検索してみてください。

後は美術関係について語りたいところですが、
また次回。

それでは、また。
皆さんご存知、あの安部でございました。

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この記事を書いた人

安部 諒

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