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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2019年2月22日

テレビに代わり伸びたもの

ビデオオンデマンド

なぜ『テレビ離れ』と言われているのかを解説させていただきました。

そういわれている中で、本当に見なければならない数値は何なのか、
それが『録画視聴率』と『総合視聴率』です。
ここまで、前回はお話しました。

広告主が、CMを出す意味あるのか?
と思い始めたが故に生まれた言葉と考えるのが自然かもしれませんね。

数字で見ると、全然テレビ離れは起きていない感じがしているのですが、
その一方で、テレビ以外の動画メディアが急成長しているのも事実です。

それが、VOD(ビデオ・オン・デマンド)と言われるサービスになります。
これ、どういう物かというと、

要するに、ビデオをオンライン上で見せるという物で、
最近で最も盛んな媒体は、
・Netflix
・AbemaTV
・C Channel
・Paravi
などですね。

あえて、少しずつ特性の違うサービスをそれぞれ出しましたが、
いわゆるVODって何なのかが、大体わかったのではないでしょうか。

テレビを購入すると、リモコンにVODのボタンがついているものも多いですね。
私の家のリモコンにも、Netflixのボタンが付いています。

これも、どういう事かというと、
家族団らん、お茶の間で、VODを享受する機会があるということです。

私の2つ前の記事に、
テレビを視聴するシチュエーションとして想定できるのは、
50%以上が『家族団らん』とお伝えしましたが、
その家族団らんのなかにVODもありますよと。

世の中の人々の、一日の動画視聴の流れを、簡単に予想します。
●一日が始まる朝、出かける準備をするときにテレビを付けます。
 ここでは主に、朝のワイドショーが展開されています。

●通勤、通学途中、ゲームやSNSサーフィンをする方も多い中、
 VODでダウンロードした作品を視聴します。
 ※ダウンロードに対応していないサービスもありますが

●昼休憩、SNSやVODに熱中しながら食事を摂ります。

●帰りの電車の中で、VOD

●家に着いて、晩御飯を食しながらTV番組を見ます。
 (リアルタイムか、録画視聴)

●一通り番組を見終えたら、またSNS等の動画を見ます。

大切なのは、一日の多くをVODが占める中で、
この中にテレビ番組をみる機会がどれだけあるか。
ということ。
そして、リアルタイムで番組を見れるわけがない状況を考えること。

テレビ番組は、やはり家でしか見ません。
最近はキー局もこぞってVOD始めましたが、ちょっと出遅れ感ありましたよね。

あとは、働き方改革が叫ばれる昨今でありますが、
『ゴールデンタイム』と呼ばれている時間に帰れている人は、
世の中にどれだけいるのか。

だからこそ、スマートフォンが普及した時代に、
VODが流行るんですよね。
どこでも見れるし、人類が番組や映画で作ってきたコンテンツ数は底を知りませんから、ずっと見れます。

これから注目するべきは、
★テレビで流れる、CMによるプロモーションはどうなるべきか。
★今後テレビ自体がどうなっていくのか。
これですね。

今日はVODについてお話ししましたが、
上2点は次回以降で。

以上!皆さんご存知、あの安部でした。

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この記事を書いた人

安部 諒

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