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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2019年7月5日

ハレーションとフレアの違い

ハレーションとフレア

ハレーションとフレアの違いを、皆さんはご存知でしょうか?

照明などを使うと、
あえてそういう演出をしたり、
照明的事故で映像に入ってしまうこともあります。

撮影現場で、『こういう演出をしたい』と言われたときのために、
この用語、覚えておきましょう。

①ハレーション
フジテレビ系『古畑任三郎』のオープニングを思い出してみてください。
暗闇にたって、振り返る主人公。
語り始めると、その背後から光が漏れます。
主人公以外の空間は白く濁りますよね。

光によって、画面が白くなる現象。
これをハレーションと呼びます。

②フレア
レンズというのは、その筒の中でガラスが何重にもなっています。
外からの光が、ガラスに当たって、
それぞれのガラスの面に、光源が写ります。
その結果、画面上には光の輪がいくつも直線的に連なっているように見えます。

これをフレアと呼びます。

ハレーションもフレアも、
意図的に作っていく演出のモノが多いです。

ハレーションで言えば、
古畑任三郎のように、これから始まる怪しげな物語…的な演出であったりとか、
希望の中から現れる救世主だったりとかが多いですね。

フレアで言えば、
権威の象徴を演出として見せたいときに、
まぶしすぎる演出としてフレアを作ったり、
夏場で、外が熱すぎる!という演出で作ったりします。

という感じですね。
光も操れるようになれば、演出の幅は広がります。

以上、皆さんご存知、あの安部でした。

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この記事を書いた人

安部 諒

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