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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2019年7月24日

ピクサー映像の仕組みを解き明かす!PIXARのひみつ展に行ってきました【感想レビュー】

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さて先日、「PIXARのひみつ展」というのに行ってきました。

とてもいい展示会でしたので、感想レビューしてみたいと思います!

PIXARのひみつ展とは…
2015年、「The Science Behind PIXAR」と題され、アメリカのボストンサイエンスミュージアムで初開催された特別展です。
その後話題を呼び、アメリカとカナダで合計8カ所、計150万人以上を動員しました。
そして、アジア初上陸として日本で開催されたのが「ピクサーのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」です。

内容は…
もとが博物館の展示というだけあり、制作秘話というよりは、「制作の流れ」に重点を置いた内容になっています。
制作過程を、コンセプト→モデリング→リギング→サーフェス→アニメーション→シミュレーション→ライティング→レンダリングの8つに分解し、それぞれがどのような工程かピクサー作品の映像を見ながら学べるだけでなく、実際に体験できるようになっています。

感想…
全体として非常に分かりやすい印象を受けました。
一つ一つの工程に対して、説明、体験、秘話という構成になっていて、3dアニメーションがどのように作られるのか流れを体感できるのは、今までの展示会と比べて目新しいですし、さすが科学博物館で行われていた内容だなと思いました。

説明パートと秘話パートはピクサー社員によるインタビュー映像でバグズライフの虫視点をどのように創造したのか、ファインディングニモの魚の群れをどのように処理したのか、モンスターズインクで様々な形のモンスターに命を吹き込んだアニメーションとは、など魅力的な話が満載。
ピクサー社員の人生歴なども聞くことができます。

もちろん、老若男女誰でも楽しめるように設計されているのですが、体験の内容も含めて、小学生以下だと内容としては少し難しいかもしれません。実際、飽きてしまったのかなと思える子供たちもちらほら見かけました。

小学生には自由研究のテーマにもなり得るとても良い体験になると思います。
中高生には新たな発見をもたらしてくれるかもしれません。

僕も絵を描くのが得意ではないのですが、コンピューターグラフィックを知って自分でも目指せるかもしれないと思えた過去がありました。(もちろんそんな単純ではない。絵は描けた方がいいに決まってる!)

大人の方々でも体験を通して得られるものがあると思いますし、50階より上で開催されているので景色が非常に良きです。

そんなピクサーのひみつ展は9月1日まで、
六本木ヒルズ森タワーで開催されています。
ぜひ体験してみて下さい!

展示会リンク

PIXARの秘密展 いのちを生みだすサイエンス

以上、前澤でした。

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この記事を書いた人

前澤 嶺太

2017年入社 クリエイティブディレクター リーダー KIZUNA JAPANでは主にCGやグラフィックを担当。 動画大好きなYoutube中毒者。目指すはデジタル魔法使い!

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