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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2020年1月22日

躍動感の演出

躍動感の演出のトップバナー

躍動感の演出について、お話したいと思います。

特に殺陣や戦闘シーンにおいて、
その場の臨場感や躍動感は、
見る人を、その世界へいざなうための、重要な演出であります。
これは、間近でその世界を『見ている』と
感じてもらう事で、この世界の一時的な住人になってもらう
という事になりますね。

よーく1カット1カットを見てみると、
どうすれば躍動感を演出できるのかがわかります。

そのような演出の時に、一番多いカットは、
カメラを手持ちで撮ったモノです。
映像の中の世界が、ブレまくることで、
『不安定な状況』を演出します。

また、『クローズアップ』カットも多いです。
クローズアップは、画面のほとんどが、
1つの被写体で埋まることですが、
例えば顔面のみで画面が埋められるカットを見たことがある方は多いはず。

あと、広角よりも狭角の方が多い印象があります。
広角だと臨場感の演出に向かないのではないのかな…、
と、私は最近気づきました。

というのも、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』第一話で、
早速、殺陣のシーンが連発していたのですが、
広角や、フルフィギュアのグループショットがとても多かった印象があります。
カット割りも割とゆっくりだったかも。

あまり躍動感や臨場感を感じなかったですね。
ですので、躍動感が欲しい!
となった場合には、以下の点を心掛けて映像を作ってみてください。

・カット割りを早くする
・広角よりも、狭角で撮ることを心掛ける
・三脚やジンバル系の映像よりも、ハンディで撮ってみる
・人物はヨリ目で撮ってみる

これだけで、だいぶ躍動感を演出できると思います。

以上、皆さんご存知、あの安部でございました!

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この記事を書いた人

安部 諒

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