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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2020年4月13日

映像の原点

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ワタクシの記事においては、
前回に引き続き、『映像の歴史』についてお話したいと思います。

映像の仕事に携わるからには、
その歴史についても知識を蓄えておかないと。
ということで、ご紹介します。

前回の記事から始まっておりますので、
ご興味のある方は、こちらからもどうぞ。
https://www.cyber-promote-movie.com/wp/2020/03/06/movie-history/

さて、映像がこの世でメジャーになったのは、
19世紀の後半になってからであります。

1880~90年代は、映像が文明開化の時でもありました。
1組と1人の偉業は、この現代の映像を語るにおいても、
外せないのであります。

トーマス・アルバ・エジソン

そう。“あの”エジソンです。
電球や無線機などの発明で知られるエジソンですが、
映画・映像の発明にも力を入れていました。
開発されたものが、その名も
・キネマグラフ
・キネトスコープ

といいます。

キネトグラフは撮影機、キネトスコープは映写機。
ただ、キネトスコープは投影式ではなく、
箱の中をのぞき込む物です。

機材の中で、絵が動いている様を楽しむものでした。

リュミエール兄弟

オーギュスト・リュミエールとルイ・リュミエールからなる兄弟です。

この二人が作ったのは、いわゆる『映画』であります。
現在の映画は、映写機から映像をスクリーンに投影する方式で
鑑賞をしておりますが、
その形式の原点を作ったのが、この2人なのです。
その名も、
・シネマトグラフ
です。

それまでとの大きな違いは、
エジソンが開発した、たった一人で楽しむ最強の娯楽であった
キネトスコープに対し、
一度に大勢の人々で楽しめるツールとなったこと。

まさしく現代映像の原点なのです。

この2組の偉人と、それぞれの名器。
よくよく思い起こせば、ある意味原点回帰しているのかもしれませんね。
例えば、VR。
双眼鏡のようなものを頭に装着し、その中の世界を楽しむゴーグル。
あれはまさしく、キネトスコープと近い気がします。

映像は、最初は一人で楽しむものでした。
それが、開発が進むにつれ大勢で楽しむようになった。
しかし現代。
またスマートフォンやVRの登場で一人で楽しむ時代に。

もちろんシェアもできるんですが。
時代は面白いですね。

以上!皆さんご存知、あの安部でした。

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この記事を書いた人

安部 諒

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