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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2020年7月28日

撮影時のケーブルはリスクがいっぱい。

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ケーブル配置は超重要

撮影時に注意しなければならないのが、様々なケーブルの置き場です。
音声系のXLRケーブル、HDMI、SDI、電源ACケーブル・・・ライトな現場でもかなりのケーブル数になります。

撮影会社ではケーブル置き場に注意することは当たり前の常識的な話ですが、個人でクリエイターを目指す方に向けて、少しお伝えしたいと思います。
弊社でも未経験の方が入った際は、その多くが安全リスクが取れていないのできっちり教えるようにしています。

導線をしっかり考える。

人が通る地面はできる限りケーブルを置かない。理由としては皆さんも分かるかと思いますが非常に危険です。足を引っかければ演者さんがケガをする可能性があるし、機材をそのまま倒し、壊すリスクもあります。

養生等でリスク回避

導線に近い場所、機材を机などある程度の高さのある場所に配置する場合、できる限りケーブルはまとめ、養生し、リスクを最小限におさえましょう。機材を机から落とすみたいなことがあればプロとして失格です。そもそもこの仕事に向いていないといっても過言ではないです。その人では弁償できないですし、撮影終了もあるからです。

「失敗」と「ミス」は大きく違います。

もっと良くしたいと思いチャレンジした結果のうまくいかなかった「失敗」は次への経験になります。同じ「失敗」はプロとしてそもそも失格ですが、責任感を持っていれば、必ずそれは次に活きてきます。

「ミス」はただの準備不足が原因で、考えていなかった証拠。挑戦ではなく、ただやってなかっただけなので、そもそも失敗でもなく、プロとして失格です。

たかがケーブル、されどケーブル。
カメラ等の主役に比べ、一番目が届かないケーブルですが、非常にリスクが高いので、もう一度、ケーブル確認を大切にしたいものです。

WEBにはあまりのっていない、地味だけど重要な撮影基礎TIPSを今後も色々紹介していきます。

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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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