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KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2021年5月31日

映像制作会社の探し方

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動画ブームにのって、映像制作会社は非常に増えています。
映像制作会社を探しているクライアントは果たして増えているのか?
私たちも大好きな「Google Trends」で早速リサーチ。

私たちが創業した2008年から検索の人気度はかなり上がっているだろうと予測しましたが、
意外な結果が出ました。

【結論】検索ボリュームは増えていない。

皆さんは「映像制作会社」「動画制作会社」どちらで検索していますか?
「動画制作会社」という言葉はYouTube等のSNSの流行によって、非常に使われる言葉になりましたが、
2008年近辺はみんな「映像制作会社」という呼び方が主流だったと記憶しています。
データ納品が加速するようになってから、「動画」という言い回しが増えたと思います。

インタレストもリサーチしてみると、面白いグラフが出ています。
東京の方は「動画制作会社」で検索している方も多いですが、
関西では圧倒的に「映像制作会社」で検索している方が多い。

前置きが長くなりましたが本題です。「映像制作会社の探し方」です。

はじまりはGoogle検索

パートナー企業の選定は非常に重要です。まずは、Googleでエリア掛け合わせ、フレーズ等で検索。
「映像制作会社 東京」「企業向け 映像制作会社」等、10~15社程度をサラッとチェックすることをオススメします。

※隠れた実力派の制作会社はWEB集客マーケティングをやっていない会社も多い。
そもそも新規営業をやっていない制作会社も多い。
Google広告も打っていないため、検索結果に出ない企業も多いです。
TEXTボリュームも少なく、デザイン重視のWEBはSEOで上位に来ない…。
これを見つけるのは至難の業で、業界本等でチェックするしか方法がないです…。(汗)

デモリール、制作実績等をチェック。

作品の方向性と自社の制作したいものの方向性が何となくシンクロするか確認します。
雰囲気の好き嫌いである程度判断して良いと思います。
●企業系なのか?
●カッチリ系なのか?
●POP系なのか?
●面白い系なのか?
●グラフィック系なのか?
●実写系なのか?
●YouTube系なのか?
●アーティスト系なのか?…etc

※以下も参考にしてみてください。
基本、制作サンプルはクライアントの許可をいただき掲載します。
著作権の観点で言えば、制作者にも権利は勿論あります。
しかし、倫理的問題として、クライアントに確認しないでWEBに載せてしまう会社は少し危ない気がします。
ロゴ等も色改定して、取引先として載せている会社もいますが、大企業であればLOGO等はブランドブックできちんと色の定義がされているので、VI(ブランドアイデンティティ)的には、ほぼNGなはずです。

制作実績に金額が載っていたりするのも、
クライアント目線で考えれば、制作金額を第三者にばらしてしまう可能性があるので、注意が必要です。
この辺りのリスクは、感覚的にサイトを見て判断してもらうのが一番かもしれません。

WEBサイト記載のプライスサンプルはあくまでも参考レベルに。

多くの動画案件が企業ごとのオリジナル動画、カスタム動画です。
10万円からできると思って、問い合わせしたけど全然違うみたいなことは制作あるあるです。
できる限り予算感はざっくり決めて問い合わせした方が良いと思います。
それは、
●できること、できないことが明確になる。
→撮影内容、CG、スタジオ使用、タレント起用、ナレーター起用…etc
●数社の見積書詳細を比較しやすい。
●ある程度同じ予算条件の中でBESTな企画を選びやすい。

みたいな感じでしょうか。
結論、どこまでできるかは予算次第な部分があるので、ある程度の予算ガイドラインがあった方が、
制作会社の比較検討が精度高くしやすくなるというメリットがあります。

問い合わせしてみよう。

WEBサイトのチェックが完了したら、問い合わせ。→3~5社位に絞って、問い合わせするのがベターです。
5社以上のコンペ等になると、正直、営業合戦のようになり、1社1社と深い話ができなくなってしまうため、
きちんと良いものを提供している制作会社が早期に降りてしまうことにも繋がってしまうケースもあるかと思います。

車の購入をイメージしてもらえればと思うのですが、
「メルセデスもBMWもAUDIもTOYOTAもNISSANも検討してます」というユーザーにディーラーは本気にならない。好きなユーザーにならない。

金額勝負で何でもOKであれば、一括サイトで見積出し等も有りかと思います。
しかし、仕事が欲しい人たちばかりが集まってしまい、本来、来てほしい映像制作会社が来ないという本末転倒のケースもあります。

「じゃあ、うちは降ります。」とならないためにも、コンペティションは狭く深くが理想かと思います。

数回に渡るやり取りによって、
スピード感であったり、リライト能力、担当者のやる気等、色々見えるものもあるかと思います。

「信頼関係が全て。」良い作品を作るためには、制作会社との信頼関係が一番重要です。

弊社も多くの信頼を得られるよう、日々精進していきたいと思います。

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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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