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映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2021年7月20日

映像制作会社のハイブリッド化

ハイブリッドな映像制作会社のトップバナー

映像制作会社の仕事は広がっている。

映像制作の上流工程となる企画(絵コンテ、キャスティング、スケジュール調整等)は
プリプロダクション
と言われている。
映像制作の下流工程となる実際の作業(編集、CG等)はポストプロダクションと言われていた。
それぞれの担当パート分けが明確で専門職がそれぞれにいた。
いわゆる映像制作会社はポストプロダクション領域が多かった。
しかし、今の映像制作会社はワンストップサービスを実現しているところが多い。
ハイブリッド化が進んでいる。

映像制作会社が営業を行う時代へ。

以前、営業案件の獲得領域は広告代理店の仕事であったが、
今は映像制作会社とクライアントが直接繋がる時代になっている。
営業機能を持っている制作会社が皆無であった時代から、
営業マンがいることがスタンダードになってきている。
WEBを通じて、自社を知ってもらう機会も増えた。

クライアントだけでなく、広告代理店も「映像制作会社」「動画制作会社」で検索をかけ、
新規パートナーを探す時代。
案件の獲得方法も多岐に渡り、営業手法もデジタルマーケティング領域にある。

制作だけでは厳しい時代へ

他業界と同じで、「モノづくり」だけでは通用しない時代になった。
作れる人はフリーランスも含めると、大量にいる。
作った後の展開、活用方法、効果を出すための戦略が求められている。
既にプリプロ、ポスプロといったボーダーラインはネット上でしか聞かない。
映像制作と広告運用(YouTube広告他)といった二つの領域が大枠となっている。
更にこの二つを同時にできることで、スピーディにPDCAを回し、
映像のブラッシュアップ、検証もできるようになる。
スペシャリストよりも、ジェネラリストが求められている。

クライアントもクリエイティブを内製化する企業が増えている。
スピーディな時代に合った戦略だと思う。
様々な広告アセットをPDCAを回しながら、高速展開するには内製化がやはり一番速い。

クオリティの評価基準も、「効果があったか否か」という側面にある。
「カッコいい、美しい、イケてる…しかし効果がでなければ意味がない。」
こういう時代である。

クライアントの満足を創出し、ユーザーの結果にまでコミットする。
これが新しい映像制作会社の在り方となっている。
ハイブリッドな映像制作会社が求められている。

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この記事を書いた人

Keiichi Takase

KIZUNA JAPAN株式会社 代表兼クリエイティブディレクター。 趣味:サーフィン、キャンプ、ゴルフ

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